居直り日記

深く考えずに書く

見た映画とドラマの記録にはIMDbのリスト機能が便利

洋画・海外ドラマがメインならIMDbのリスト機能が便利

見た映画の記録を残すためのツールはいろいろあるが、私はIMDbのリスト機能を利用している。

https://m.imdb.com/

感想をメモしておきたい人には向かないが、自分のように「とりあえず見た」という記録を残せればオッケー、という人はIMDbで十分ではないだろうか。サイトの規模から考えても今後なくなることはなさそう。

メモは残せないが、10点満点でのレーティングは残すことができる。レビューを書く機能はあるが、非公開状態にはできないようだ。

リストは複数作れる。タイトルも自由につけられる。例えば「見た映画」「見たい映画」「途中でやめた映画」とか、振り分けて整理することもできる。私は面倒なので一つしか使ってないが。

IMDbを使うメリット

「ついで」に記録が残せる

私は映画やドラマを見たあと、たいていIMDbでその作品の情報をチェックする。そのついでにぱぱっとリストに登録しておけば良いので楽なのだ。こっちのサイトで調べてあっちのサイト、あっちのアプリで記録して…と、ツールを行き来しなくて良い。

「この俳優他の作品でも見たけどなんだっけ」を調べるのが簡単

この機能がすごく重宝する。海外ドラマを見ていると「この人どっかで見たけど、なんの作品だったか思い出せない」ということが頻繁に起こる。IMDbではキャストごとにページがあり、出演作のリストが掲載されているのだが、ドラマの場合、その作品のどのシーズンのどのエピソードに出ているかまでわかるのだ!

以前はたしか「どの作品」に出ているかまでしか調べることができなかったと思う。短いドラマや主役級だったら思い出せるかもしれないが、長期に渡る作品だとなかなかそうはいかない。えっとー、じゃあシーズン1のエピソード1から…と最初から順に調べていくしかなかった。

例をあげると「ザ・ワイヤー」のプレッツを演じた Jim True-Frost(余談だが「ザ・ワイヤー」はめちゃめちゃ面白くて、思い返すだけで胸がちょっと苦しくなるくらい好きな作品です)。どっかで見た気がするけどどうしても思い出せない、なんだっけ、と思ってIMDbで Jim True-Frost のページを見ると、"Law&Order" の15シーズンと18シーズンにそれぞれ1エピソードずつ出演していた。

"Law&Order" はよく見ていたから多分これだな、と、まず15シーズンの出演エピソードのあらすじを読んでみる。そして「あああー、そうだったそうだった、ヘイトクライムを犯しておきながら信仰に目覚めたから無罪とかなんとかそういう話の犯人役だったわハイハイハイ」と思い出して、無事すっきりしたのだった。

ランキングなど、周辺情報も見ることができる

ユーザーのレーティングに基づくランキングなんかもあって、単純に面白い。

例えばTop 250 TV Shows はこんな感じ。

https://www.imdb.com/chart/toptv/?ref_=nv_tvv_250

2024-07-30現在、"Breaking Bad" がトップ。強い。

意外にマイナーな日本映画も掲載されている

海外のサイトだし、日本映画のしかもマイナーな作品はあんまり載っていないだろうと思っていたが意外にそうでもない。例えば新藤兼人「悲しみは女だけに」なんかも載っている。

まあ監督は新藤兼人、主演は田中絹代で、京マチ子も出てるので古いがマイナーとは言えないかもしれない。ちなみにこの映画はあまり面白くなかった。

IMDbを使うデメリット

日本語化されていない

言語を選択する機能はあるのだが、悲しいかな日本語は選択肢にない。アプリでは一部日本語になっているようだが。

なので、作品の情報を調べるときは、当然英語で検索することになる。

タイトルが露骨に日本語なら原題は違うのだな、と予測がつくが、この間見た「オデッセイ」(マット・デイモンが火星に行くアレ)をIMDbで調べようとして躓いた。単純に原題も"odyssey" だと思いこんでいたのだが、検索窓に "odyssey" といれても当然出てこない。あれ? 載ってない? いやそんな馬鹿な…と思ったら、原題は "The Martian" なのだった。

手軽に記録をつけたい人にはIMDbはおすすめ

そんなかんじで、英語が気にならない人、面倒くさがりだけど一応記録はつけておきたい人には、IMDbおすすめです。