居直り日記

深く考えずに書く

喫茶店で斎藤真理子を読んで帰宅したらハン・ガンがノーベル賞を受賞していた

昨日の夜、斎藤真理子『本の栞にぶら下がる』を喫茶店で読んでいたら、この間見たばかりの(と言ってもまだ全部見てないんだけど)小津安二郎麦秋』の話がでてきて「おっ」と思った。

マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々』を著者が若いころに読んだというエピソードから高野文子『黄色い本』に繋がり、『麦秋』にも原節子が『チボー家の人々』の話をしているシーンがある、という話の流れだった。

『黄色い本』は大好きな漫画だし、ただの偶然だけど最近見たばかりの映画の話まで出てきて、勝手に嬉しくなって帰宅したら、斎藤真理子が多数翻訳しているハン・ガンがノーベル文学賞を受賞したという。

昨日は斎藤真理子の日だった。